失敗から学ぶ買付け余力の投入方法 〜コロナショック編〜
金融危機以来のダウの値下がり!
新型コロナウイルスの話題で持ち切りの中、先週末に京都・奈良旅行を敢行した雪エ門です (๑• ̀д•́ )✧ドヤッ
しかしまさに株式市場はコロナショックの真っ只中です。2/24の晩からとんでもない程のスピードで世界中の株価が下落しました(泣)※以下はダウ平均2/24〜2/28までの参考値です。
日付 | 終値 | 前日比(株価) | 前日比(割合) |
---|---|---|---|
2020/2/28 | 25,409.36 | -357.28 | -1.39% |
2020/2/27 | 25,766.64 | -1190.95 | -4.42% |
2020/2/26 | 26,957.59 | -123.77 | -0.46% |
2020/2/25 | 27,081.36 | -879.44 | -3.15% |
2020/2/24 | 27,960.80 | -1031.61 | -3.56% |
見事なまでの暴落直前ジャンプキャッチ!
先週の時点ではもちろんそんなことが起きるとは露知らず、、、 2/14にすっ高値でAAPL、MSFT、MA、Vを購入しています。
いわゆる現金比率を高めておくことをボクが苦手としているため、こんな高値でジャンプキャッチしたのも米国株が昇り竜になっていく様を見ていられなかったからだと思います。
ただし、前回の2018年12月のクリスマスショック急落の際に買い付け余力の重要さを学習していました。高値で買い増しはしたもののきちんと全体の投資資産の20%を現金で確保していたことが何よりの証左です!そしてこの時はいつか割安時に買い増しする気満々でいた覚えがあります…。
しかし、否応にも自分がぬるま湯に浸っていたことにすぐに気付かされました、、、結局、2/24〜28の僅か5日間でダウは−3583$と週間下落率として過去最大を記録し、たかが20%程度の現金比率ではまったく成す術もない状態に陥ります(泣)
2/24 〜 2/28までの心情・・・
1日目 2/24 急落ではあるものの呑気でした。そして最初の買い増しを行っています。20%の現金比率の内の10%になります。すぐに新型コロナウイルスは収束し、株式市場もあと1、2年は上昇するだろうという楽観的な考えのもと多くの枚数を買いまくりました。
2日目 2/25「ん?昨日よりは下落率は低いけど-879$ってヤバくない?」などと思いつつも、さらに5%分を買い増ししました。まだメンタルは万全な状態でした(笑)
3日目 2/26 …下げが止まらない。微下げながらも-123$とこの日もマイナス。考えに考えた末に残りの5%を投入するしかない状況に陥っていました。
4日目 2/27 脳天直下の1190.95$の下落です。単日でも過去最大の下げ幅を記録した日。もう例えようのない冷や汗と身震い…は慣れっ子なので大丈夫でしたが泣きながら出勤した記憶があります(笑)この日は止むを得ず追加入金して1%ほどの買いを入れました。また、反転に備えて戻りが早いであろう銘柄にポートフォリオを移し替えたりしたのもこの日です。
5日目 2/28 …とどめを刺す寄り。サンドバック状態でありながら買付け余力が無いためベアーファングに切られるがままです(笑)もう外国口座を見るのはしばらく止めよう、ツイッターもしばらくお休みかな、、、などとは一切思わず、配当で取り返すには4年かかるな〜など甘い思いがよぎったりもしました。
来週からの見通しと今後について
来週も予断は許さない相場ではありますが、2/28の引けにかけての鬼リバと時間外での急上昇もあり、期待と希望を持って週末を過ごしています。
振り返ってみても、今回のコロナショックでの買付け余力は実は十分にあったと思います。
ヤバめのジャンプキャッチはあったものの、その時点で余力がカツカツになっていた訳ではありません。
格言かどうかは分かりませんが「下落相場が資産家を生み、資産家は下落相場でより資産を増やす」。ボクは残念ながら資産家ではありません(笑)しかしながら、高配当銘柄をベースに成長株もある程度の割合で持つスタイルを貫けば、そうそう悲観的にならず下落相場もしくはリセッションを耐え抜くメンタルは持てそうに思えました。
とは言いつつも、また、余力を集めるところからのスタートになりますが(笑)