サラリーマンが法人をつくったけど、どこから経費にする?
副業のメリット
給与の可処分所得だけでは先行き不安の世の中ですね。少なくとも僕は不安だらけです(笑)
サラリーマン副業のスキームのひとつに、当然ながらできるだけ経費として計上することを考えています。
個人の収入(サラリーマン給与)で、いままでは家賃、光熱・水道費、通信費、その他もろもろ払っていましたが、今回プライベートカンパニーをつくったことで、かなりの部分を法人へ移すことが可能となります。
ここでは主に、賃貸マンションを法人名義に変更することと、生命保険を法人名義にすることを考えて行きます。※法人保険による節税にかなり規制が入ってきました。
住んでいる賃貸を社宅にする
一般的なところですが、僕の場合は、収入に占める賃貸の割合が月額でもっとも大きいです。
個人がマンションを借りると、100%の自己負担となります。
これが会社を設立し、住んでいるマンションを会社が契約上の借主とすると、家賃の50〜90%を経費にすることができるのです。
大きいですよね。僕も、これがなかったら法人化はしていません。
ただし、すでに個人名義で契約している物件ので、契約の変更または新規に契約を結び直す必要があります。
僕の住んでいるマンションは、小規模住宅なので、最寄りの税事務所へ行き、家屋の固定資産税評価額と敷地の固定資産税評価額を調べてくれば、どれくらいを経費にできるかが出ます。おおむね90%近くは可能と予想しています。
生命保険を法人仕様にする
個人の月額支払いには、生命保険・損害保険などの保険も多くを占めています。
会社員は、生命保険大好きです。なぜ好きなのかは分かりませんが、ほぼ全員加入しているのではないでしょうか。妻帯者はもちろんのこと、20代独身の人も多く加入しています。しかも掛け捨て定期保険とかが多いです。セールスレディの営業力が高いのか、先輩の紹介があるからなのか、はたまた慎重なのかは分かりませんが、今思えばある種すごい光景です笑
かくいう僕も、20代から生命保険に加入していました。35歳で解約するまで、150万くらいは支払った(泣)のではないでしょうか?怪我も病気もなかったので言えることではありますが、当時の自分にはっきりと断れと言いたいです(笑)僕の場合は、周りが入っているからという初歩的な理由です。
本当に生命保険が必要な場合というのは、家族・親族、身寄りもなく、治療、入院にかける費用にも余裕はなく、かつ長い療養期間を要することが前提となると思います。もしくは、、、う〜ん。それ以外あまり検討もつかないんですよね。
もちろん心配性な方は、これだけでも十分な加入条件ですが、病気になった場合は健康保険がありますし、高額医療の還付なども充実している国家ですから、20〜30代で加入する必要は本当にあるのですかね?僕はないと思っています。
さて、こと法人となったら話は別です。何といっても経費にできることが大きいです。商品にもよりますが、半分以上を損金にできるものが多いですね。
ただし、契約の期間は少し気になります。返戻率を考えると長期にせざるを得ないかと思いますが、あまり長いとキャッシュフローが心配です。いくら長生きの準備といえど、そこに至るまでの過度の節制は難しいところです。
返戻金を、複数の年度に分けてもらえるような商品もあるので、いつ解約するのかをしっかり決めて取り掛からないといけません。
※法人保険による節税にかなり規制が入ってきました。